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2020/02/13 19:00

食糞は子犬の時期によく見られますが

成犬でも食べてしまう子はいます。

食糞に関するエビデンスはまだ少ないですが

今わたしが持ち合わせている情報をみなさまに共有できればと思います。

子犬時にみられる食糞

子犬から犬を迎えた飼い主さんであれば一度は経験があるのではないでしょうか。

子犬の頃の食糞の考えられる原因は主に二つ。

一つ目は、飼い主さんが食糞を初めて見つけた時に大きなリアクションをとったということ。

二つ目は、子犬が栄養が足りていなければ、何か他で補おうとするのが動物です。

以上の原因を詳しく見ていきましょう。

動物行動学的な食糞行動の理由

食糞は、わたしたち人間が思うほど異常な行動ではないということです。

人間からすれば、どうしてもやめてくれと思ってしまう気持ちはわかるのですが

動物行動学的な観点で言えば群が休息する場で、糞がずっと放置されては菌が繁殖し群の存続が危うくなる。という状況の中でそれを回避するために、排泄したら早いうちに食べて巣を清潔に保つ。(母犬が子犬の糞を食べることはこれにあたります)

また、糞の匂いというものは他の動物も引き寄せます。そのため自分たちのありかを示してしまう恐れのあるものは排除してしまう。といった理由もあります。

環境が与える影響

環境が与える食糞への影響とは、

“トイレトレーニングで失敗したら叱っていないか”

“食事に偏りや、栄養不足はないか”

“食糞をしたその瞬間の飼い主のリアクションはどうか”

“普段のストレス状態”

以上のように様々な要因が考えられるため、これだけが原因!と特定するのは少々早いです。

■排泄場所の設置問題

犬は本来は、自分たちの縄張りの中では排泄を行いません。

つまり、ケージの中にトイレシートが設置されることは、犬にとっては不自然であり、

同時に不快だと感じることのほうが普通なのです。

そういったストレスから、糞をその場からなくすために食べるということも多くあります。

■食糞をした際の飼い主のリアクション

食糞した瞬間を目撃した!そんな時は、

写真のように、リアクションはぐっと堪えて

くれぐれも!叱ったりしないようにしましょう!

これはなぜかというと、

子犬が「暇だなぁ」と退屈していて飼い主の気を引きたい状態だったとしましょう

たまたま犬がうんちをした→食糞した→その瞬間を目撃した飼い主は大きなリアクションを起こして駆け寄った

つまり、

“糞を食べるという行動に対して、飼い主が大きな声で寄ってきた”

という学習が成立し、繰り返せば繰り返すほど、どんどん強化されていきます。

一呼吸して、冷静に対処するのが結果的に一番良かったりします。

■食事が及ぼす影響(動物性タンパク源などの栄養が不足)

食糞の直接的原因について少なくとも関わりのありそうなテーマであります。

動物性タンパク質の不足、安いドライフードには美味しく感じやすくするうまみ調味料のようなものが含まれているものもあり

安いフードほど消化吸収の悪い原材料になっていることも多くあります。

栄養が不足しているうえに、美味しく感じやすくする成分がそのままうんちとして出てきたらどうでしょう?

食糞という行動に発展してもおかしくないような気もいたします。

対策として

◆行動面(飼い主さんの)

✔︎うんちをしそうな直前に大きなリアクションをしないこと。

✔︎対処に間に合わなかった場合も常に落ち着いて行動すること。

✔︎おやつなどのご褒美を用意しておく(とびきり美味しいやつ)。うんちをし終えた瞬間に掛け声!→来たらおやつなどの呼び戻しを徹底し、うんちが終わったらこちらへ飛んでくるようになるまで繰り返す。

※上記の方法を実行するには、はじめに“仕込み”が必要になります。

その仕込みは、前提として、オイデ!などの掛け声を覚えてもらうトレーニングが必要です。

◆食事面

✔︎パパイヤや、パイナップルなどを摂取してみる。

※注意点として、缶詰のものは与えない。アレルギーがないことを確認するため一気に多い量を与えない。

✔︎動物性たんぱく質を摂取し、栄養をしっかり取る。

✔︎メインの食事に気になる点がないか原材料などを確認する

おわり

今回はお客様からお声のある「食糞」についてのお話でした。

食糞の理由は様々だということがお分りいただけたのではないでしょうか。

実は私たち飼い主がその行動を助長していたり、食事が原因だったり、

まずはなんでも試してみないと分からないこともあります。

日頃から犬のことを冷静に観察し

これからもみなさんと一緒に、犬について学んでいきたい。

 

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