Blog
2020/04/04 18:15
3月5日に放送されました NHK「世界はほしいモノにあふれてる」放送後、
反響や店頭にたくさん足を運んでいただきました。
そのおかげもあって業務が立て込み、久々のBLOG更新となりました。
いろんなお客様に当店を知っていただくにあたり、やはりお声が多いのは「馬肉」に関して。
そこで、馬肉やに関する簡単なご紹介を改めて発信させていただきたいと考えました。
“馬肉っていいんですか?”
こちらはよくいただく質問です。
当店が馬肉がおすすめしている点をわかりやすくまとめてみます。
1,アミノ酸豊富で、必須アミノ酸も含まれる
2,高タンパク・低カロリー
3,脂の質が体にたまりにくい不飽和脂肪酸が豊富
4,アレルギー体質の子でも安心
以上のことが、当店が犬の体にとって馬肉がいいと考えている理由です。
アレルギーにお困りで馬肉や鹿肉にたどり着く方も少なくないかと思います。
安全性
馬はその他の家畜動物(牛、豚、鶏)よりも体温が高く、
衛生面において安心して与えられるお肉と言えるでしょう。
生で与えていただくことで管理の仕方によってはリスクもありますので
必ず冷凍にて保存をいただき、その都度一回〜二回分のみ解凍して与えていただくといいかと思います。
アレルギーに関して
食物アレルギーは即時型アレルギーと呼ばれ、約二時間以内には反応が起こり症状が現れます。
体の中の免疫たちが“変な奴が入ってきたぞ!戦え!”と異物と判断して働きが過剰にしまうのです。
アレルギーというものは基本的には食物中のタンパク質に体内の免疫が反応するといわれているので
なんの肉であれ、魚であれタンパク質であることには変わりはなく、100%反応しないとは言い切れないです。
しかし、魚や馬肉、鹿肉などは反応しないことが多く、アレルギーにお困りの方が最終的に行き着くところなのではないかと思います。
必須アミノ酸“トリプトファン”とは
この必須アミノ酸は赤身肉などにも多く含まれます。
そして必須アミノ酸は体内では合成できないのが大きな特徴。つまり外(食事)から摂る必要があります。
トリプトファンはなにがいいのか?
みなさん、ここからは飼い主であるみなさんにも関係のあるお話なのでゆっくりご説明していきます。(後でまたこのお話は出てきます!)
その前に、人間も犬も感情には“ホルモン”つまり内分泌系(自律神経系)の関わりが大きく
情緒などにとても大事な鍵を握っているといっても過言ではありません。
セロトニンというホルモン
様々なホルモンの中でも、脳内神経伝達物質であるセロトニンという名前を聞いたことはないでしょうか?
これは、簡単に申し上げると“落ち着きホルモン”私はそう呼んでいます。
このホルモンの分泌が起こると精神的にリラックスする作用があります。
分泌のタイミングは、
・朝日を浴びる
・リズム運動を行う(穏やかに歩く、噛むなどの咀嚼運動)
ここで!そのセロトニンの材料ともなるのが、赤身肉に含まれる必須アミノ酸トリプトファンだということです!
当店の馬肉ラインナップ
☆生馬肉赤身
馬の新鮮な赤身のみをミンチにしてダイス状にしました。(一つあたり約10g)
ミンチにしているので、解凍すると指潰せるような感じなのでとっても使いやすい。
少しダイエットが必要な犬は、タンパク質を摂取しながらも体を引き締めることができる!
☆ボーン&オーガンズ
こちらは馬ハツ、馬レバー、馬肺、馬脾臓、馬腎臓、馬軟骨、馬骨など
内臓、骨類を限定してミンチ、ダイスカットしたものになります。
赤身とのバランスをご自身で調整したい方にはおすすめ!
※内臓類をミンチにしてまとめているので実際の色はもう少し黒いことがあります。
☆馬肉パーフェクト
当店でも人気の馬肉パーフェクト。
こちらは上記の赤身、ボーン&オーガンズをバランスよく馬の体一頭分の栄養を上手く再現したものといえます。
“全体食”体ごと丸々摂取するということを再現し、パーフェクト食事という意味でそう名付けられています。
☆馬肉パーフェクト プラス
こちらは先ほどのパーフェクトに海藻粉や醗酵野菜や醗酵フルーツを加えて、
腸内環境を整えるべくその補助となるように考えられています。
野菜、フルーツ合わせてなんとその数20種類以上もの醗酵食材がふんだんに使用されています!
ドライフードと同時にオッケー?
こちらもよくいただく質問です。
結論から申しますと全く問題ありません。
写真のように、私は馬肉をメインにドライフードをトッピングする様なレシピで作っています。
(量などは個体差があるのと、文面だと伝わりづらいこともあるので気になる方はお電話、メッセージ、店頭にてお気軽お声かけくださいませ。)
とりあえず試してみたい。
色々とあるし、まず何を食べてくれるかわからない...
そんな時にいいのがこのトライアル系の商品。
よく単品でもご好評な商品をわかりやすく一つにまとめました。
上記の写真(馬肉トライアル- 警戒心の高い向け-版)を例にあげると、
メインのお肉を円盤型にして量を抑えたメインの馬肉パーフェクトプラス500gの“リテーナー”という製品。
万が一食べなかった場合に食欲をそそる嗜好性抜群“レトルトパーフェクト”
歯磨きや、上記に書いた「噛む」という咀嚼運動となる“馬アキレス”
噛み応えがあり、燻製にしていてこちらも嗜好性の高い“馬肉ロースト”
などがセットになったものございます。
とにかく一度色々製品を知って見たい方にはおすすめのトライアルセットになっていますのでぜひチェックしてみてください。
最後に
日光を浴びる、食べる、噛む。
これらは人間ももちろんのこと、犬も必ず、当たり前に必要とすることです。
腸内の調子が優れないと気分も優れない
そう、腸内や脳は外部からの刺激(散歩に行く、健康的な食事をとる)によって内分泌系は大きく影響を受ける。
問題行動が食事と関連する。といわれることもそういった背景があります。
少し脳が発達した人間は計画をたてたり、論理的な思考をもつことができる。
それができない“犬”という動物に手助けしてあげれるのは、僕たち人間だけ。
DOGGY BRO IPPEI